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納佛

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日常で祈る

伊里前福幸商店街三十二地蔵尊自分の努力だけでは成就が難しい願いは、そのような別時空間に赴けないときであっても、何かに向かって祈る気持ちが止まないものです。とはいえ、日常の中にその別時空間を設置することは非常に困難であり、それ以前にそのような空間を日常に設けることそのものが、その空間の本来の在り方が持つ意味に反しているともいえるかもしれません。

そんな想いの間に立ち、日常の中に、人の営みの中に自然に溶け込める、それでいて祈りの想いを受け止めてくれる器となるものが傍らにあったら。
自分の彫るものがそのような存在になってくれたら。

触れられること、傍に在ること

この工房で彫りあがるほとけをご所望くださる方には、このような想いを抱きながら心を込めて彫っています。寺社仏閣に奉納されるような荘厳で畏れ多い存在ではなく、日常の中に在って違和感なく、眺めたり触ったりなでたりすることで心の癒しや安らぎを齎す存在としていただけたら、この上ない喜びです。

当工房では、そんな想いで日々こつこつとほとけを謹刻し、ご希望いただいた方々にお納めしています。
商売ではありません。職業ではありません。そうではないからこそ彫れるもの、できることがあると思い、日々彫り続けています。