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0070

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しあわせの扉はせまい?
そりゃあそうさ
ぼくもきみも、心が贅沢デブになってるからな
こんなにブックブクに太った心じゃ、どんな扉もせまく思うよ
この腹じゃ、しゃがもうにもしゃがめない

しあわせの隣にいても、わからない日もあるんだねって?
そりゃあそうさ
こんなに味の濃いものばかり、毎日毎日取り込んでるから
しあわせの味覚が鈍るんだ
何をみても何をきいてもおんなじことしか感じない

たった一日の断食でも
翌日ご飯が泣くほどうまい

欲しがる前から目の前にあるから
手にした喜びが薄すぎる
欲しがる前からたくさんあるから
ひとつ分では味がしない

一日一歩でいいんじゃないか?
ときには一歩に満たなくたって
踵が浮いてりゃ十分じゃないか?

三歩ゆずって二歩下がって五歩も後退することだって
あっても別に、いいんじゃないか?

 

しあわせは歩いてこない?
だから歩いていくんだねって?

歩き出す前に、ほらごらんよ
しあわせは、ここにあるよ

ここに。ほら。