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花の名

よくいう客観視ということ
木を見て森を見ず、などと

そう見る自分が現れたことに気づくと、またその先に気づくものがある

物事に相対している自分
俯瞰して客観視している自分

ここにある二面性
その二面を分かつもの

隔たりを齎している何か

混沌としたものの中に混在する様々なこと
それらがぶつかりあって起こる矛盾に打ち拉がれ納得できず苛まれてしまっても

矛盾するように見える互いの境界も
己を鞭打つ物事と己の間の隔たりも
それがなければ己はない
己があるからそれが在る

一方だけでは存在し得ないもの
互いに在ることで生まれるということ

ぶつかり合い
互いの存在を確認し合うことで
互いが無ければ己もその間に生まれる事象も存在し得ないことに気づく

気づいたときにだけ観える音がある

特別などない
唯一などない
普通などない
同等などない

無い、も、ない

在るし、ない

ぼくも
あなたも
たくさんの何かと何も変わらない

隔てているものなど
はじめから、ない

 

あなただけに観える音が
ぼくにも観えているから