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雑感

感じること
受け取ること
いつもどこででも何者からも
何かを

0092

食事の時「いただきます」といいます。 そのときぼくは、今から食べようとする目の前の食事が、どこでどうやってここへきたのかを思い浮かべます。 どこかで育てられた野菜や穀物。 どこかで飼われていた家畜。 どこかで泳いでいた魚。 降って流れてたまって消毒されてきた水。 それを思い浮かべると、そういうものを…

0089

言葉は謂わば「はっきりと一般化したもの」なので、言葉にした途端にそれの持つ真理よりもかなり限定されたものになってしまう。 言葉が相手に伝達された時点で、それを聴いた者自身がそれまでの経験の中で培った経験による意味になってしまうので、本来こちらが想い感じている意味がそのまま伝わることは稀に近い。 触れ…

0087

色々な道具を持っていて使っている。 僕の佛彫りは生業ではなくつまりプロではないから、色々使っていると云っても一流のものなどは何も持っていない。 時々、プロの方々が使っているものに憧れるし一般では使わないような便利で高価な道具を使っているのを知ると羨む。 先立つものもないし業余なのであまりふんだんに費…

0085

今日から運慶展なんですね。だからこのところ運慶運慶とあちこちで云ってたわけですね。 佛像の展覧会で感じるのは、佛像が『展示』されてるってこと。 当たり前じゃんと仰るでしょう。そうですね、読んで字の如しです。そのままの意味です。 そう、『奉られてる』んじゃないですよね。 そうです当たり前ですよね、お堂…

0084

ものをつくるのが好きです。 古くなったペンケースを新調しようとしているところで、シンプルな構造の革でできたペンケースをネットでみつけてから、ああいうペンケースがほしいなあと思っていたところで、レザークラフトというものを知り、やってみようと思い立ってすぐ作ってみたのがこのペンケースです。 とりあえず挑…

0083

人の子は大きくなるのが早いというが、己の子も同じようなものだ。 この前生まれてついこの前あたりまでミニバスだの部活だのとやっていたと思ったら、もう高校を卒業して来年には成人式だという。なんということか。己が歳を取るわけだ。 己の時もそうだった。 高校を卒業するのだといっても将来が決まっているわけでも…

0082

生きている時間がかさんでくると感じることがある。 得たモノと失ったモノとを差し引きすると、どうしたってマイナスになる。 生きれば生きるほど。 物理的物質的なものはそれでいい。 禅的にいうならその方が人間らしくもあるかもしれない。 でも精神的には、失くしたモノが増えていくのはやっぱりさみしい。 でも、…

0081

心の中に、物質に依らない幸せの器を彫るんだ     ―こころやすらかに暮らし生きるために―

0079

損だ得だと血眼になっていつも自分が一番可愛い 人の喜びは後回しまずは自分が喜んでから そんな人々が跋扈しながら互いに噛みつき引き裂きあう世で 人の笑顔が大好きだと云いみんなの為に生きてきて 喜ばれながら生きているのに自分の笑顔が見つからない 誰かの悲しい声が聞こえては助けになろうと探して歩いて それ…

0076

 祈ったって届かなけりゃ意味がないとか 叶わなかったらしかたないとか こんなことしたって何も変わらないとか ときどき考えたりする こんなことに自分の時間をすべて使ってやる意味なんかあるのかって聞かれたら こたえるよ しらないよそんなこと、って 終わってみないとわからない、過ぎてみないとわか…