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地蔵尊

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二年と一ヶ月余が過ぎた春。 祈る気持ちは変わらず自分の中にあり それを昇華させるため彫り続ける「ほとけ彫り」は 誰のためでもなく されど同時にすべてのために 今日も明日も明後日も 彫り続ける そんなほとけ彫りのことを、 ずっと見てくださっていた方がいます。 そんなほとけ彫りの彫るものを、 欲しいと云…

0018

今夜もひとつ、お地蔵さんを彫りました。 日々彫るお地蔵さんは、あの災害があった日から、ただの趣味ではなく、しかし生業としているようなものでもなく、その中間に位置するような気持ちで彫っているような気がします。祈る気持ちを何処にもぶつけることができず、それをおさめることもできず、彫ることでその祈りが何処…

0017

-南三陸町から持って帰ってきた木を持っています。使いますか?- ある方が、私に木材の切れ端をくださいました。 宮城県南三陸町にある大雄寺、2011年3月の東日本大震災で被災した山門の修復の際に使われた檜の切れ端を、その方は持って帰ってきて大切にもっていたようで、(というお話かと思っていたら私の聞き違…

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一救より、先日20日に大船の少林寺さんで催されました「ヨコハマでつながろう!東北」におけるバザーでの、ほとけの報告を申し上げます。   みなさんに頂いたお金がどのように使われたのか、それは買って頂いた皆さんには当然知る権利があり、同時に彫った私の義務でもあります。 私は、あまり、自分がした…

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これは、私が11歳のときに初めて彫ったお地蔵さんです。 祖母からもらった高野山のお土産、土産物屋でよく売っている石の小さなお地蔵さん。 あれを自分で彫ってみたくて始めたのが、これでした。 これを見た父が当時、 「おお。できたなあ」 と、大きな手で頭を撫でながら喜んでくれたのを、今でも覚えています。 …

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今、毎晩のように地蔵尊を彫っています。 差し上げるためのものもあります。とあるところへお出しするものもあります。しかし、これほどたくさん立て続けに同じものを彫ることは、これまでありませんでした。どうしてか、昨年夏辺りから、ほとけ来い、ほとけ来い、と念じては、地蔵尊ばかりを彫っていました。それも、所謂…

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いろいろと仏像を彫ってはいますが、これまでにここにあげたような、造作が細かい仏像を彫ろうとすると、原木から完成までにかなりの時間を要します。 本職で仏師を生業としているのであれば、一日中やらねばならなくなるわけですから、観音様と言えども、1週間もあれば完成できると思います。 しかしながら、サラリーマ…