I Still Haven’t Found What I’m Looking For

まだ鑿や彫刻刀を満足に買えなかった中学生時代。
どうしてもこの観音様を彫りたくて始めてみたものの、荒彫りだけで終わって放置していました。

働くようになって道具をそろえられるようになってから、やっと仕上げ彫りにかかって、やっと彫り上げた観音様。

だから、少々手の長さや足の大きさに難があります。
それでも、これでもかというくらい木が乾いてからの仕上げ彫りだったので、彫りやすかった。
台座も光背も、違う木ですが、すべて仕上げてみた初めての仏像さんでした。
完成するのに20年以上(間十数年は手つかず笑)かかる仏さんなんてないよなあ。
でも、観音様って、やっぱり好きなんですよね。

因みに体長は20センチくらい。
前回アップの白衣観音が30センチくらい。
もっと大きなモノも彫ってみたいんですが、木が手に入らないんですよね。

完成したのは、4年前、になるのかな。

まだこんなもの送られても困ると思うのですが、近い未来のいつか、被災地復興の祈りを込めて謹彫した僕の仏像を、差し上げられる日が来たら嬉しいな、と思っています。

夢は、全国行脚しながら仏像を彫っておいていく、円空さんのようなことができたらな、なんて夢もあったりして。

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Never Enough

義兄のお父さんが、群馬でこけし職人をしてらっしゃいます。

そのお父さんに僕が仏像を彫っていることを伝えると、こけしを作るための原木を何本もくれました。

写真では少し色が茶色くなってしまっていますが、白い木、ミズキです。

群馬の山の上にある巨像、白衣観世音菩薩、通称高崎観音を模して彫りました。

何年前に彫ったか、もう忘れてしまったなあ。

一昨年の夏、義母さんが入院したときも、もう少し小さいサイズのものを3日で彫って差し上げたことがありました。

とても愛着のある、大好きな観音様です。

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futuristic imagination

「蝶が羽を動かすと、やがて地球の反対側で竜巻を発生させる」

バタフライ・エフェクト。

ほんの小さな出来事が、巡り巡って巨大な効果を生み出すのだとか。
そしてそれは、物理現象だけでなく、人の心にも起こりうることなのだ、というのです。

この本は、そんな話を通して、自分が今いる意味を、そっと教えてくれるような、そんな感じがしました。

本の中にも出てきますが、僕が大切に感じていることば、「ノーブレス・オブリージュ」も、通じるものがあります。

フランス語でnoblesse oblige、「高貴さは義務を強制する」という意味のことばですが、現在では、「自分の立場に伴って発生する道徳的義務」とも訳されるそうです。

すべての人には存在意義があり、そのそれぞれの小さな行いによって、世界の大きな出来事が動いている。

自分をなめてはいけない。
自分を蔑にしてはいけない。
自分にも、ノーブレス・オブリージュは、胸の中にある。

だから、ほんの少しのことでも、

諦めないで、種をまいて。
諦めないで、水をあげて。

綺麗な花が咲くのを待とう。

あなたのその小さなひとつが、きっと何かを、変えるから。

HOLY AND BRIGHT

先日、注文しておいたワッペンが届いたので、ジャケットの右肩につけてみました。

311震災直後に『Operation Tomodachi』と称された、米海軍の原子力空母『ロナルド・レーガン』による自衛隊ヘリコプターへの給油活動や国内外基地からの復旧支援活動、福島第一原発への専門家派遣などの被災者救援活動に名づけられた作戦。

この作戦に従事する米軍のみなさんに、横田基地近くの軍用ショップが無償で配布したワッペンを、一般に制作、その労務費をすべて復興支援の義援金にするという計画がネットで公開され、僕もそれに協力しようと思い、注文してあったものです。

被災地へはすぐに行けるような距離でもなく、何かに協力しようと思っても、物資支援くらいしかできることがない。

これくらいのことしかできません。

しかし、一緒に復興していこうという気持ちだけは持ち続けたい。

僕らはみな、ひとつです。

 

 

ボクノート

2008年でしたか、親戚の叔父が弥勒菩薩が大好きだということで、彫って贈らせて頂いたもの。

半跏思惟像というのは独特な恰好ですね。

非常に難しかった。

広隆寺の像を参考にしました。

これから、今まで彫ったモノの画像も少しずつアップしていこうと思います。

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